2013年4月28日日曜日

五島美術館庭園

建物・庭園

建物(本館)は、和様空間の案出に秀れた芸術院会員・吉田五十八(よしだいそや1894-1974)が設計しました。王朝貴族の建築様式である寝殿造の意匠を随所に取り入れた建物は、近代建築史における貴重な建造物として注目されています。昭和36年(1961)には第二回建築業協会賞を受賞しました。それから約半世紀を経た平成24年(2012)、開館当初の姿を可能な限り留めながら館内設備を刷新し、展示室を増設するなど大規模な改修を果たしました。

敷地は庭園を含めると約6000坪。武蔵野の雑木林が多摩川に向って深く傾斜する庭園には、「大日如来」や「六地蔵」など伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏が点在し、「上野毛のコブシ」(東京都指定天然記念物)やツツジ、枝垂桜など、季節ごとに多彩な花を咲かせます。散策路には明治時代に建てられた茶室「古経楼」(こきょうろう)や、慶太翁が古材を使用して作らせた立礼席「冨士見亭」(ふじみてい)〈共に非公開〉があり、これらは様々な茶会に利用されています(工事のため、2013年12月頃まで「茶室」のご利用はできません)。
以上HPより

沿革

五島美術館は、昭和35年(1960)4月18日に私立(財団法人)の美術館として、東京都世田谷区上野毛(かみのげ)に開館しました。美術館設立の構想は、東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太(ごとうけいた 1882-1959)によるものです。慶太翁は鉄道事業のかたわら、半生をかけて古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を蒐集しました。自らの所蔵品を広く公開する美術館の設立は慶太翁の宿願であり、精力的にその準備を進めていきましたが、開館を目前にして完成した姿を目にすることなく世を去りました。

この美術館設立を機に、東京都目黒区にあった大東急記念文庫が五島美術館の建物内に移転しました。同文庫は昭和23年(1948)に当時の東京急行電鉄株式会社を東京急行電鉄・京浜急行電鉄・京王帝都電鉄・小田急電鉄・東横百貨店の五社に分離・再編成する記念事業として企図され、昭和24年(1949)4月20日に開庫したもので、慶太翁が一括購入した久原文庫と井上通泰氏の蔵書を発足時の根幹としています。以後現在にいたるまで、研究者を対象とした閲覧公開などの教育・研究活動を続けています。

開館後の五島美術館は、大東急記念文庫とともに数々の名品を所蔵する文化施設として展覧会を中心に幅広い活動を展開してきました。平成22年(2010)には開館50周年を迎え、これを記念して本館建物を改修いたしました。また平成23年3月1日、五島美術館と大東急記念文庫は合併し、翌24年4月1日からは公益財団法人として認可を受け、次の半世紀へ向けて新たな装いで歩みをはじめています。
HPより



つつじの丘
一面に咲いていてとても綺麗でした。
少し下のほうから撮ってみました。
庭園には至る所に灯篭が沢山ありました。
種類も大変豊富なので、とても興味深いです。
こちらの五島美術館、
庭園のみの入園料三百円で散策させていただけます。
今回はツツジがとても綺麗でした。
詳しくは下記のHPへ

●交通=東急・大井町線(各駅停車)「上野毛(かみのげ)駅」下車徒歩5分

●住所=〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25

●お問い合わせ(展覧会のご案内)=03-5777-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内)

●お車でのご来館が必要な方以外は、公共交通機関をご利用ください。

1 件のコメント:

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